体の疲れと肝臓のかかわりについて解説しています。
体に老廃物や有害物質が溜まると、人は疲れを感じます。そうなると肝臓には大きな負担がかかり、働きも鈍くなります。
疲れを取るためには肝臓の働きを活発にし、疲れやだるさの原因である老廃物や有害物質を体の外に出す働きを促すことが重要です。
筋肉や目の疲れと違って、肝臓疲労という言葉を聞くことはあまりありません。しかし、夜更かしが続いたり、ストレスが溜まると疲れる、というのは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
不摂生と疲労には肝臓が深く関わっています。食べ過ぎや飲み過ぎ・睡眠不足・ストレス過多・運動し過ぎなど、日常的な習慣のひとつひとつが、脂肪の蓄積や酷使につながって肝臓を疲弊させます。
酷使や脂肪の蓄積で機能が低下した肝臓は、代謝や解毒といった本来の役割を充分に果たせず、エネルギーの不足や毒素の蓄積が原因で疲れてしまうのです。
また、体の中にある多くの主要な臓器とつながっている肝臓の機能が低下することが全身の疲労につながることは、容易に想像できます。
1日3回、規則正しい食事をすることが重要です。食事の量を均等にすると肝臓の負担を減らせます。朝食を抜いたり遅い時間の食事、ドカ食いなど、リズムを乱す食生活は肝臓の負担を増やします。
また、肝臓の働きを助けるタンパク質やビタミンを補給することも大切。普段の食事での補給がもちろん重要ですが、バランスの良い食事を続けるのは大変です。
そこでおすすめなのが栄養成分が豊富なサプリメントの利用です。もちろん、サプリメントだけに頼るのではなく、あくまでも補助的なものとして考えましょう。