オルニチンを含む肝臓に良い食べ物・しじみの働きをまとめました。
体内に入ったアルコールは、肝臓によって分解されます。しかし、飲んだアルコールの量が肝臓の分解能力を超えてしまうと、分解しきれなかった分がアセルアルデヒドという成分に変質し、吐き気やめまいなどの二日酔いの症状を引き起します。
そもそも、肝臓はアルコールの分解や老廃物の解毒といった重要な役割を担っています。しかし現代人は、偏った食生活や飲酒・喫煙、さらには環境汚染などの要因も相まって、老廃物などが溜まりやすい傾向があります。
当然ながら、肝臓がオーバーワークとなりやすく、その結果として肝機能の低下を起こしてしまう悪循環に陥りやすいのです。
そこで積極的に摂りたいのが、肝臓の解毒作用をサポートしてくれるオルニチンです。
オルニチンには肝臓が本来持っている機能を回復させる効果だけでなく、肝臓の機能が正常であれば、脂肪肝や肝炎・肝硬変といった肝臓の病気の予防効果も期待できます。
さらにオルチニンには肝臓への働きに加え、肌の生まれ変わりを促進したり、成長ホルモンの分泌を促すなど、新陳代謝を活発にする効果もあります。
オルチニンが豊富に含まれている食材の筆頭が100gあたり10.7~15.3mgも含んでいるしじみです。
オルチニンは他にも、ヒラメやキハダマグロなどの魚類、エノキダケ・だだちゃ豆・チーズ・パンなどにも含まれていますが、いずれも100gあたりせいぜい1mg程度。オルチニンを効率よく摂取するには、しじみがおすすめというわけです。
また、しじみには鉄とビタミンB12も豊富に含まれています。これらは双方とも、赤血球数を増やし貧血を予防する効果があり、貧血などにお悩みの方には大変適した食材と言えます。
しじみを毎日欠かさずとなると調理の手間もあり、なかなか難しいのが現状。そこでおすすめしたいのが、オルチニン配合しているサプリです。調理の手間も無く手軽なので、継続して摂ることができますよ。